福島県いわき市・いわき商工会議所への4年継続しての支援活動で、昨年に引き続き5社を対象に2024年10月から2025年2月までの契約で、技術開発、販路開拓、企業力強化の支援を実施しました。

各社との初回面談はリアル訪問で行い、当該社のニーズを把握し、要望に沿った支援計画に従いました。関西圏、首都圏、地元いわき市の企業に対し、リアルとweb合わせて21回の支援を行い、予定していた支援を終了しました

1. 具体的内容

• 招致企業：10社　商談成立：1社　見積もり検討中：1社　5件
• 今後の商談希望：4社
• NPOクラブの企業体質強化支援：12回

2. 特徴的支援内容

• SN社：新提案のプロジェクトで必要となった体内埋め込み用の新構造フレキロッドの特性改善の条件設定と評価企業の選定を行いました。
• MJ社：省力化専用機の安定受注への企業力強化支援として成功企業例の紹介と製品開発方向の見直し策を提言しました。
• IT社：継続支援としていわき地域の杉・檜間伐材を活用した杉枕等を、北米向け販路開拓先を紹介しましたが福島県の原発放射能の影響を指摘され販路拡大は出来ませんでした。ノベルティの販売は好調です。
• SK社：人材不足解消のため海外人材の紹介企業2社を紹介しましたが、即戦力の人材紹介ができませんでした。地域の原発関連元請け企業を紹介し1件受注できました。今後も人材不足解消支援、受注増支援を継続します。
• TS：地域企業からの新規案件受託のため新規分野の人工衛星関連部品の加工案件の見積もり依頼を受け価格について検討継続中です。